阿久比町議会:町道での自転車事故,3000万円損賠を可決 /愛知

投稿者: | 2010年3月19日

(毎日新聞2010年3月19日より)
 阿久比町議会は18日の本会議で,町道での自転車事故で下半身まひになった男性側に3000万円を支払う損害賠償額決定議案を可決した。

 町によると,事故は06年1月28日午後2時25分ごろに起きた。同町福住の町道で,県内の男性会社員(47)が乗っていた競技用自転車の前輪が排水ますの2枚のふたのすき間(18ミリ)に挟まり,男性は転倒して頸椎(けいつい)を損傷。下半身まひになり,車いす生活を余儀なくされた。09年1月に男性側が名古屋地裁に提訴し,係争中だった。
 今月1日,地裁の和解案が示された。損害賠償額には147万円の治療費や慰謝料,休業補償などが含まれるという。男性は後遺障害1級と認められた。
 男性は自転車競技出場に向け練習中だったという。

 道路の管理の不備について,道路管理者に対して損害賠償請求が為された事案です。
 問題となってのは18ミリの隙間。 競技用自転車の細いタイヤだから挟まったものでしょう。

 47歳の後遺障害1級という情報からすれば,和解金額には,被害者側の過失も大きいという判断(いわゆる過失相殺)が,加味されていると思われます。
 とは言え,道路管理者は,どこまで厳密な管理を要するのか。
 この事案は,限界的な事例として,参考になります。