交通事故 ~ 以前の後遺障害

投稿者: | 2014年2月4日

ため込んでいたアンケートをご紹介する怒濤のシリーズ,第6段です。

 

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事故なんて1度遭うだけでも大変なのに,人生の中で,2度,3度と遭われる方がいます。

「割と多い」と感じます。 当事務所に相談される方の中で,一定割合いらっしゃいます。

ただ,絶対数として,多いはずはないでしょう。

おそらく,事故が複数回の方は,揉めやすいため,弁護士に相談される方が多いのだと思います。

 

なぜ,揉めやすいのか。

それは,前回の事故~とりわけ後遺障害認定を受けるほどの重大事故の場合~の影響が,今回の事故当時にも残存していたのではないか? と疑われるからです。

 

昨日の投稿のように,いわゆる「持病」については,一定範囲で,賠償額に影響する(賠償額を減額する理由となる)というのが,裁判所の基本的な考えです。

同様に,「前回事故の後遺障害」も,「持病」と同じように取り扱われることがあるのです。

この依頼者の方も正にそのようなケースで,当初の目論み(これについては,ご本人にも勘違いがありました。)と,最終的な解決との間に,大きなズレが生じました。

 

弁護士にも,どうにもできないことはあります。

そんな時は,とにかく説明を尽くし,話し合います。 それでも,どうしても納得いかないということであれば,裁判に訴えるしかありません。

裁判するかについては,見通しや,リスクとコスト,メリット・デメリットについて慎重に判断しなければなりません。

とりわけ,弁護士は,冷静でなければならないと思っています。 感情が先走っていないかどうか,自己満足で言ってるのではないかと,シビアに自戒することが必要です。

もちろん,そういった真剣な検討の中で,当事者の方に納得感が生じれば,裁判まではしません。

この方も,最終的には裁判を選択されず,早期に示談解決となりました。

 
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