アンケートをご紹介します。
負債がかさんで,どうにもこうにもできなくなったら,自己破産という「伝家の宝刀」があります。
もちろん,軽々しくお勧めすることはありませんが,世間のイメージと違って,ほとんどデメリットのない制度です。
「生活再生」のために,本当に必要な場合には,ためらうべきではないです。
破産は,手続に半年ほどかかります。 ただし,最初に準備して申立てた後は,もっぱら期間を待つだけです(破産法で,債権者の異議申立期間など,一定期間を置くことが規定されています)。
その間に,生活を見直し,収支のバランスの取れた家計とするトレーニングをする。 手続以上に,このトレーニングこそが重要です。
アンケートの最後に「借金はもうこりごり」と書かれていますが,手続終了時の気持ちを,ずっと大切にして頂きたいと思ってます。