「損保会社からの紹介」とありますが、実際は代理店さんのご紹介です。
こっちも、あっちも、「ぶつけられた」と主張したケースです。大揉めでした。
当事務所が入って、警察資料を取り寄せたりしたところ実態が見えてきました。
もちろん、こちらに非があることが分かったような場合は、依頼者と協議し、納得してもらわなければなりません。
でも、調査の結果、こちらに非がないと確認できた場合は、さあ、相手方の説得です。
説得と言っても、証拠を調え、主張を構成して、書面でお伝えするのがメインです。
それを、相手方が、それなりのところ(自分の保険会社・代理店や、弁護士など)に相談して、考えます。
冷静に、合理的に思考してもらえたら、示談となります。
そもそも事故って、何かの「不注意」があるから起こるものです。当事者が、事故の状況を正確に認識せず、誤解していることはままあります。悪気のない方なら、相応の根拠・証拠を示せば、考え直していただけます。
でも、残念ながら、そうじゃない人もいる。そんなときは裁判です。
このケースは、示談で解決しました。弁護士は手間をかけましたが、依頼者のご負担は最小となりました。
迅速な解決は、双方にとって良かったと思います。