STOP! 闇金融(1/4) ~ ヤミ金の見分け方

投稿者: | 2010年6月13日

ヤミ金被害が急増しています。
amebaにも,クレジットのショッピング枠の現金化といった闇金サイトが潜んでいます。

ご注意ください。 オオカミは,ヒツジの皮をかぶって近づいてきます。

一口にヤミ金と言っても,090金融とか「クレジットのショッピング枠を現金化」と謳う業者の他に,自動車ローン(他社名義の車を担保に取る業者),「リース」の名目を使う業者,商品購入(ゴールドなど)に絡める業者 等々,様々な手口があります。
個人だったり,会社だったり。 店舗を構えるところや,貸金業登録しているところもあります。
借りるときは接客も丁寧ですし,一見すると,「そんなに危険ではない」と錯覚することも,無い訳ではありません。

ただし,危ない業者には,次のような特徴があります。

  1. シンプルじゃない契約は,危ない。
    金が必要な方に,金を融通する業者は,すべて,実態は貸金業者です。
    どんな形であっても,借金は借金です。
    借金は,本来,「金を借りて,利息を付けて返す」という,シンプルな契約のはずです。
    もし,契約が「金を借りて,利息を付けて返す」という体裁になっていない場合,相手の業者は,「貸金ではないよ」という形をつくろうとしてのです。
    それって,要するに,「貸金業法を守るつもりがない」業者です。
    貸金業法は,業者にとってとても厳しい法律です。それを守るつもりのない業者が,真っ当なはずはありません。
    近寄ってはいけません。
  2. 書類を出さない業者は,危ない。
    本来,契約した時には「契約書」(控え)を,返済した時には「領収書」を,もらえるはずです。
    これを出さない業者は,金を貸した事実(高利を取っている事実) について,証拠を残したくないと考えているものです。
    契約の際に,「保証料」とか「利息の前払い」等の名目で金を差し引いて,その分の領収書等を出さない業者も,もちろん同じです。 貸金業登録している業者,店舗を持っている業者でも,この手口はよくやってます。
    要するに,「貸金業法を守っているかのように,誤魔化そうとしている」業者です。
    やはり,近寄ってはいけません。
  3. 金を借りるのに,金を払わせる業者は,危ない。
    上記のように,保証料や手数料の名目で,融資金から金を差し引く業者があります。これは,高利業者の手口です。
    更に,保証料や手数料を,融資金から差し引くのではなく,まず先払いするよう求めてくる業者もあります。これは,典型的な詐欺の手口です。
    いずれも,関わってはいけません。