(時事ドットコム2010/06/17より)
借入総額の制限を柱とする改正貸金業法が18日に完全施行されるのを前に,消費者庁は17日,改正につけ込む悪徳商法の増加が見込まれることから,その手口をホームページに掲載し,利用者への注意を呼び掛けた。
総量規制で借入総額は年収の3分の1以下に制限されるため,低所得者や主婦などが追加・新規融資が受けられず混乱することが予想される。
記事中でもリンクしている 消費者庁のホームページをご覧ください。
そこで紹介されているのは,
- 保証人紹介 詐欺
「保証人になってやる」といって金だけ取っていくパターン。 よくあります。
「保証人として名義だけ貸してくれたら報酬を払う」といって借金を負わせるパターン。 こんな荒唐無稽に話でも,実際,ひっかかる人がいます。 ひっかかった後,(債権者との関係で) 借金を無効にすることは,まず無理です。 - ショッピング枠の現金化
ヤミ金です。
このBlogでも何度も紹介しています。 amebaの中にも いくつもあり,詐欺の記事を書くたびにペタしてきます。 - ドロップシッピング
ホームページ作成業者が暴利を取る行為です。
これ,注意が必要です。 毎月5万円で,3年契約(総額180万円) とかいうのが典型です。 中途解約禁止条項(違約金条項) で,縛られます。 - 情報商材 詐欺
競馬必勝法とか,ネットビジネスとか。
amebaの中にも,いっぱい,サイトがあります。 このBlogで詐欺の記事を書くたびに,ペタしてきます。 - 携帯電話の名義貸し
犯罪に加担することに他なりません。 銀行口座を売るのも同じです。
ほんと,こういうのって,無くなりません。
アイテムは変わっても,手口は,昔からほとんど一緒。
無くならないのは,騙される人がなくならないからです。